段ボールはどの勘定科目で計上すれば良いの?

souco編集部
段ボールはどの勘定科目で計上すれば良いの?
(画像:iStock)

お金の流れを分類して何に使ったのかを把握するための項目である勘定科目。段ボールを購入した場合、何の勘定科目として仕訳するのが適切なのでしょうか?同じ段ボールでも用途によって勘定科目は変わってくるので注意が必要です。

ここでは、段ボールは用途別にどの勘定科目で計上すれば良いのかを紹介します。


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段ボール代を荷造運賃で仕訳する場合

荷造運賃とは、荷造費や運賃の処理に使用する勘定科目のことで、商品を発送する場合にかかるさまざまな運賃のことを指します。

取引先などに商品を発送するための梱包や包装材料として段ボールを購入した場合、荷造運賃として仕訳するのが適しています。

例)商品を発送するのに梱包用に段ボールを現金5,000円で購入した。

借方 金額 貸方 金額
荷造運賃 5,000 現金 5,000

段ボール代を通信費で仕訳する場合

通信費とは、仕事上での連絡や通信の処理に使用する勘定科目のこと。電話などをイメージしますが、郵便代や宅配便代などの運賃も含まれます。
書類や備品などを発送するために段ボールを購入した場合は、通信費として仕訳するのが適しています。

例)書類を送付するために段ボールを現金3,000円で購入した。

借方 金額 貸方 金額
通信費 3,000 現金 3,000

段ボール代を消耗品費で仕訳する場合

消耗品費とは、比較的短い期間で消費し金額が安い物を処理する際に使用する勘定科目のこと。上記で紹介した用途以外で段ボールを購入した場合は、消耗品費として仕訳するのが適しています。

例)イベント案内用の段ボールを現金1,000円で購入した。

借方 金額 貸方 金額
消耗品費 1,000 現金 1,000

使用年度ではなく取得年度の経費として処理できる場合

原則として、段ボールなどの消耗品は実際に使用した日が属している事業年度の経費として処理されます。しかし、下記の場合は取得した日が属している事業年度の経費としても処理が可能です。

棚卸資産(各事業年度ごとにおおむね一定数量を取得し、かつ、経常的に消費するものに限る。)の取得に要した費用の額を継続してその取得をした日の属する事業年度の損金の額に算入している場合

段ボールはどのような用途で購入したかによってそれぞれ異なった勘定科目として仕訳されます。事前に内容を理解し、正しい項目で仕訳して計上しましょう。

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記事の執筆者

souco編集部

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