プラスチックパレットとは|メリット・デメリットや耐荷重も解説
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目次
プラスチックパレットとは
プラスチックパレットとは、保管や運搬の際に荷物を載せるプラスチックでできた荷役台のことで、「樹脂パレット」や「プラパレ」とも呼ばれています。フォークリフトやハンドリフトを使って運ぶことを前提としており、作業効率を上げる目的で使われるマテハン機器です。
パレットに使用するプラスチックの素材はJIS(日本規格協会)にて下記のように定められています。
プラスチックパレットの耐荷重
動荷重1,000kgの商品が一般的です。静荷重では2,000kgや4,000kgの商品もあります。
「静荷重」や「動荷重」とは?
物体にかかる荷重が一定で、時間が経過しても変化しない重さを静荷重といいます。
一方で、通過する列車が橋に与える荷重など、物体にかかる荷重が時間とともに変わる重さを動荷重といいます。
材質
ポリプロピレンやポリエチレンの合成樹脂を使用して作られています。
サイズと規格
日本工業規格(JIS)では1,100mm×1,100mm×144mmのT11型パレットを標準サイズとしています。そのためT11型が主流ですが、900mm×900mmや1,100mm×800mm、1,200mm×1,000mmなど他のサイズも流通しています。
ただし、メーカーが保有していないサイズを作成する場合は新しく金型を作るため、高額な費用が必要です。
プラスチックパレットのメリット
軽量
木製パレットと比べて軽いものが多く、人の手で運べるパレットも存在します。
衛生的
水や薬品による腐食に強く、洗浄可能なためカビ・虫の発生を防げます。
安全性
木製パレットに比べ、木くず・ささくれ・くぎの飛び出しが発生しません。
高品質
寸法や重量、強度などの品質が均一で個体差がありません。
低コスト
通常使用で10年以上は使えるため、木製パレットと比べてトータルコストを抑えられます。
輸出用に優れている
燻製処理等の必要がないため、輸出目的のワンウェイパレットとしても使用しやすいのが特徴です。
リサイクルが可能
プラスチックパレットはリサイクルして、再びパレットに再生することが可能です。
他にも、OBP(オーシャンバウンドプラスチック)と呼ばれる海に流れ出るプラスチックごみを回収してリサイクルした素材を活用したパレットや、植物由来プラスチック素材を一部添加してCO2排出削減に貢献するパレットもあります。
プラスチックパレットのデメリット
ナフサを使用している
プラスチックは石油を主原料としたナフサからできています。石油資源には限りがある上、燃焼時にCO2が発生します。
破損しても修理できない
破損しても補強や修繕などはできません。
オーダーメイドに不向き
オリジナルサイズを希望で新しく金型を作る場合、高額な初期費用が発生します。
まとめ
物流業界においてプラスチックパレットは必需品。ほとんどの物流センターで使用されています。木製パレットよりも衛生面や安全性で優れており、輸出目的でも使いやすいパレットです。
近年は管理効率化のためRFIDタグが装着されたプラスチックパレットが登場するなど、需要と役割は大きくなっています。
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