トランクルームとは|意外な使い方や探し方のポイント

souco編集部
トランクルームとは|意外な使い方や探し方のポイント
(画像:iStock)

トランクルームは様々な荷物を保管できるサービスです。このトランクルームを選ぶ際に決めるべき項目が、大きく分けて6つあります。その中でも重要となるのが「利用用途」。使わない荷物を整理したいのか、一時的に全ての家具を預けたいのか、ある特定のモノだけを保管したいのかによって、最適なトランクルームは異なります。

トランクルームは1度借りたら、そのまま同じところを長期利用する場合も多いもの。無駄なく便利にトランクルームを使うためのポイントを解説します。


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トランクルームの主な利用用途

引越しや海外赴任による一時的な荷逃し

トランクルームは、引越しや海外赴任などによる一時的な荷逃し先としても活用されています。例えば次の家の入居日よりも前に今の家の退去日が来る場合、退去してから新居に入居するまでの間、家財道具を保管できる場所を確保しなければなりません。こういった場合の家財道具の保管場所として、トランクルームが最適です。

5畳のトランクルームだと、2トンロングトラックの荷台に相当するスペースがあり、2人住まいであれば家財道具一式を保管できます。8畳のトランクルームは4トントラックの荷台に相当するスペースがあり、3~4人家族の家財道具一式を収納可能です。

引越しの他にも、マンションを解約して海外赴任をする際や、リフォーム工事期間中の荷物の保管場所としても利用できるでしょう。

季節用品の保管

オフシーズンの間、使わずに家のスペースを圧迫している物も多いのではないでしょうか?扇風機や石油ファンヒーターなどの家電、毛皮のコートやダウンといった防寒着、スキーやスノーボード用の板などの季節用品の保管にもトランクルームはおすすめです。

特にワンルームマンションは収納スペースがあまり大きくありません。一時的にしか使用しない季節用品はトランクルームに預けることで、元々のスペースを居住空間として最大限利用できます。

コレクションしているものの保管

フィギュアやカメラ、切手といったコレクションしているものの保管場所としても活用できます。特に屋内型のトランクルームは空調管理が行われているため、カメラなどの精密機器を保管するのも良いでしょう。寒暖差の影響を受けずに大切なコレクションを保管できます。また、屋内型のトランクルームはセキュリティ対策や盗難保険が用意されている場合もあるのが特徴です。

バイクの保管

バイクに乗りたくても自宅に置くスペースがない場合は、屋外型のトランクルームに保管するのがおすすめです。最近ではバイク専用のトランクルームも用意されています。トランクルーム内で作業ができるよう電源があったり、入り口にはスロープが設置されているのが特徴です。また、防犯カメラを設置しているトランクルームも多く、盗難の防止につながります。

フリマアプリやネットオークション用の在庫保管

フリマアプリやネットオークションで商品を売買していると、取引が増えるにつれて自宅に保管する商品の量も増えていきます。安い時期に仕入れた在庫の保管にもトランクルームはおすすめです。

特に喫煙者の方は商品にタバコの臭いがつかないよう配慮されている場合も多いのではないでしょうか?在庫を別の場所で保管すれば、臭い移りの心配もありません。
また、作業ができる広さのトランクルームを借りれば、中で梱包を行うことも可能です。

書類やイベント備品の保管

トランクルームを利用しているのは個人だけではありません。法人企業でも書類やイベント備品、商品在庫などの保管場所としてトランクルームが活用されています。

また、事務所移転やオフィスレイアウトを変更する際は、トランクルームを荷逃しの場所としても利用することが可能です。広めのトランクルームを借りれば、机や椅子などのオフィス用品の保管場所としても活用できるでしょう。

このように、トランクルームはさまざまな用途に活用でき、個人だけでなく法人でも多くのメリットが得られます。

荷物によって適切なトランクルームの種類は異なる

トランクルームには「屋内型」「屋外型」「宅配型」があり、保管したい荷物に合わせて選ぶことが大切です。以下では、それぞれの特徴と保管するのに適する荷物について解説します。

屋内型トランクルームの特徴

ビルやマンションなどの屋内にあるのが屋内型トランクルームです。空調管理やセキュリティが充実しており、書籍や書類、フィギュアなどのコレクション、衣服などの保管に適しています。温度や湿度による劣化を防ぎたいのであれば、屋内型のトランクルームを選びましょう。

屋内型トランクルームのデメリットとしては、屋外型と比較して料金がやや高めに設定されている点が挙げられます。また、繁華街などの好立地にある場合は、駐車場が用意されていないケースもあるため注意しましょう。

屋外型トランクルームの特徴

屋外に設置されたコンテナに荷物を保管するのが屋外型トランクルームです。直接乗り入れできることから、バイクや自転車の保管にも向いています。車もコンテナ前まで横付けできることから、荷物の出し入れがしやすいのも特徴です。

ただしコンテナに排気口は付いているものの、空調管理は行われておらず、外気の影響を強く受けます。したがって、温度や湿度の影響を受けやすい物の保管には向きません。

宅配型トランクルームの特徴

荷物を入れた段ボールを宅配便で送って営業倉庫で保管できるサービスです。出し入れの際に自分でトランクルームまで行く必要がなく、自宅にいながら利用できるのがメリット。段ボール1箱からでも利用でき、少量の荷物でも保管できる手軽さが特徴です。
また、荷物は営業倉庫に保管されるため、荷物の管理責任は倉庫側にあります。万一、火災などで消失しても補償されるため安心です。

ただし、預けた荷物の取り出し時に送料を含む手数料がかかります。また、荷物が手元に届くまでにタイムラグがあることも注意が必要です。

種類 屋内型 屋外型 宅配型
価格 やや高い やや安い -
空調管理 × (サービスによる)
セキュリティ
駐車場 -
備考 温度や湿度による劣化を防ぎたい場合におすすめ 大型スペースが豊富
バイクや自転車の保管にも◎
家に居ながら荷物を預けられる

トランクルームの賢い選び方

トランクルームを利用しようと思ったら、予算や保管する荷物、条件などに応じて、最適なトランクルームを選ばなくてはなりません。以下では、トランクルームの賢い選び方について解説します。

①立地条件

トランクルームを選ぶ際は立地条件が特に重要です。トランクルームの立地条件は次の3点に留意しましょう。

希望エリアにトランクルームがあるか 

いくら料金が安くても、遠隔地にあっては荷物の出し入れに不便です。自宅や勤務先の近くなど、希望エリアにトランクルームがあるかを確認するようにしましょう。

最寄駅からのアクセスは良いか 

持ち運ぶ荷物を保管するのであれば、最寄駅からのアクセスも重要になります。最寄り駅から離れていると、荷物を出し入れする際は大変不便です。
駅近くのトランクルームは料金が高めになる傾向があるものの、持ち運ぶ労力と天秤にかけて決めると良いでしょう。

車でのアクセスは良いか、駐車場は用意されているか

車を使って荷物の出し入れをするのであれば、車でのアクセスが良好なトランクルームを選びましょう。また、駐車場が用意されているかも重要です。
郊外の屋外型トランクルームであれば、入り口前に横付けできたり駐車場が完備されていたりするものの、繁華街にある屋内型のトランクルームは駐車場が用意されていない場合があります。

②サイズ

トランクルームは1畳未満から5畳以上まで、さまざまなサイズがあります。以下では、トランクルームのサイズごとに、どのような荷物を収納できるかを解説します。

1畳未満

0.5畳のトランクルームの床面積は0.81平米で、ワンルームマンションのクローゼット程度の広さがあります。
大型家電などの大きい物の保管は難しいものの、扇風機などの季節家電などを保管するのにおすすめです。サーフボードやギターなども収納でき、置き方を工夫すればさまざまな物を保管できます。

1~2畳 

2畳のトランクルームの床面積は3.24平米で、シングルベッドの1.5倍超の広さがあります。椅子や棚などのオフィス用品を複数保管したり、冷蔵庫や洗濯機といった大物家電も保管できる大きさです。

3~4畳 

4畳のトランクルームの床面積は6.48平米で、2トントラックの荷台程度の広さがあります。タンスやソファなどの大型家具も置けるため、引越し時の一時荷逃しにも最適です。

5畳以上  

6畳のトランクルームの床面積は9.92平米で、それ以上になると賃貸ワンルームと同程度の広さがあります。夫婦と子どもの3〜4人家族の家財道具を一式保管できるでしょう。賃貸住宅を借りるよりも安い料金で荷物を一時的に保管できます。

③料金

トランクルームを借りる際は、初期費用とサイズごとの月額料金の支払いが必要です。初期費用は月額費用の2,3か月分程度になることが多く、金額はトランクルームによって異なります。

月額料金はトランクルームのサイズによって変動し、大きくなるほど月額料金も高くなります。同じエリアでも、トランクルームによって初期費用と月額料金は異なるため、料金を比較することが重要です。

④出し入れできる時間

多くのトランクルームでは24時間出し入れが可能ですが、一部の屋内型トランクルームでは営業時間が限られています。仕事終わりに荷物を取り出す予定の場合は、事前に時間帯の確認が必要です。

⑤セキュリティ

大切な荷物を保管する際は、セキュリティのチェックも重要です。防犯カメラやオートロックなど、どのようなセキュリティ対策をしているか契約前に確認しておきましょう。

また、屋外型トランクルームは誰でも敷地内に入れるため、屋内型と比べるとセキュリティは弱い傾向があります。万が一の時のために防犯カメラの有無などを確認しておくと安心です。

⑥空調管理

屋内型のトランクルームのほとんどは空調設備が整っています。温度や湿度による劣化を防ぎたい場合は、屋内型のトランクルームを選びましょう。

一方で屋外型のトランクルームは、地面にコンテナを置いているだけであり、夏場はかなり蒸し暑くなります。温度や湿度の影響を受けにくい物であれば、屋外型のトランクルームに保管しても問題はありません。

トランクルームを利用するまでの流れ

まずは、予算や目的に応じて最適なトランクルームを探すことから始めます。トランクルームの物件情報はインターネットで確認でき、利用したい物件が見つかれば内覧をしましょう。複数のトランクルームを比較することも大切です。

利用したいトランクルームが決まれば、契約手続きを行います。契約書類は郵送されるケースが多く、必要事項を記入すれば契約書類を返送します。返送する際は、運転免許証のコピーなどの本人確認書類の提出も必要です。

金融機関に届けた印鑑も必要になるため、事前に準備しておきましょう。契約書類を返送後は審査が行われ、審査に通過すれば契約を締結できます。

契約を締結して初期費用を支払うと、契約開始日からトランクルームを利用できるようになります。自分で車などを使ってトランクルームまで荷物を運ぶか、荷物の運搬サービスがある場合にはそれを利用しましょう。

トランクルームの料金相場はどれくらい?

トランクルームも、賃貸住宅と同じように地価によって相場が異なります。各都道府県別でトランクルームの月額料金はどれくらい異なるのか調査した結果は下記の通りです。

※参考サイトの数値を元に、1畳あたりの月額料金の平均値を算出して十の位を四捨五入しています。(2022年9月時点。souco社調べ)

都道府県 屋内型 屋外型
北海道 8,200円 5,300円
宮城県 6,200円 3,900円
福島県 6,300円 4,100円
東京都 10,400円 6,400円
神奈川県 8,300円 5,100円
千葉県 7,400円 4,200円
埼玉県 6,800円 4,500円
栃木県 6,900円 3,700円
富山県 6,400円 4,000円
石川県 7,200円 4,400円
愛知県 7,200円 4,200円
静岡県 6,300円 4,200円
岐阜県 7,400円 3,600円
大阪府 6,400円 5,200円
兵庫県 7,000円 4,500円
京都府 5,300円 4,400円
岡山県 6,900円 3,900円
福岡県 7,600円 5,100円

(参考)LIFULLトランクルームhttps://www.homes.co.jp/trunkroom/

まとめ

トランクルームは引越しをする際の一時的な荷逃しや、季節家電の保管などに最適です。トランクルームは「屋内型」「屋外型」「宅配型」があり、それぞれメリットとデメリットが異なります。トランクルームを選ぶ際は、立地条件やサイズ、料金などを比較して、最適なものを選びましょう。

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よくある質問
トランクルームって何?
トランクルームとは自宅以外の場所に様々な荷物を保管できるサービスです。
物置とトランクルームの違いは?
物置は一般的に自分が購入した建物を利用して保管するのに対し、トランクルームでは運営会社の所有しているスペースを利用します。
トランクルームの利用用途は?
すぐに使わない季節用品やコレクションの保管や、引越し等による一時的な荷逃しなど様々な用途でトランクルームは利用されています。

記事の執筆者

souco編集部

株式会社souco

倉庫の空きスペースをシェアリングできるサービスを提供しています。段ボール1箱から10畳以上の大型保管スペースまで、さまざまななプランをご用意。1日単位で荷物を預けられます。