トランクルームに家具を預ける時の注意点|冷蔵庫などの大型家具はサイズ選びが重要
自宅の収納では入りきらない荷物がある時や、長期出張・引っ越しが急に決まった時などに、トランクルームの利用を検討する方は多いのではないでしょうか。
扇風機やクリスマスツリーなどの季節用品、ベッドや冷蔵庫といった家具・家電などの大きい荷物こそトランクルームが活躍します。トランクルームは上手く使うと家賃の節約になるのがメリット。ただし、どんなトランクルームでも家具の保管に向いているというわけではありません。保管中は部屋の開け閉めが長期間行われないため、湿気がこもり家具にカビが生える可能性もあります。
今回は家具・家電を保管する際のトランクルームの選び方と保管する際の注意点、契約までの流れについて解説します。
soucoなら10畳以上の大型スペースもあります!
初期費用0円・1日単位の従量課金制だから、保管料のムダもありません。「移転・改装中だけ什器や備品を別の場所に保管したい」
「6,7畳以上のトランクルームを利用したいけど、近くに空きが無い」
といった場合におすすめです!
荷物量に合わせて保管スペースを決め、使いたい日数だけご利用いただけます。
目次
家具や家電を保管する際のトランクルームの選び方
実際に家具・家電を保管する際、どのような点に注意してトランクルームを選べばいいのでしょうか。
大きな荷物を預ける際は特に確認すべきポイントが4つあります。それぞれどのような視点で選ぶと良いか解説します。
①トランクルームのサイズ
トランクルームのサイズは「畳数」で表記されており、床面積が大きければ大きいほど価格も高くなります。しかしトランクルームのサイズを決める際、1番注意したいのは「高さ」。特に大型家電や家具を収納する際は必ずチェックしましょう。
一般的なトランクルームの高さは2m前後のため、高さ1.75〜1.9mほどの3〜4人家族用の冷蔵庫であれば基本的に収納できます。ただし業務用冷蔵庫を使用している場合、サイズによってはトランクルームの高さが足りません。冷蔵庫以外にも縦置きしたい荷物がある場合は、トランクルームの契約前に高さを確認しておきましょう
⇒ トランクルームのサイズ別収納できる量の一覧|1畳はどれくらい?
②屋外型と屋内型
トランクルームには屋外型と屋内型の2種類があり、それぞれ特長や適している荷物が異なります。
屋外型
屋外型トランクルームは、屋外に設置されたコンテナに収納するタイプです。敷地内まで車で乗り入れ使用するコンテナに横付けできる場合もあり、荷物を出し入れしやすく大きな荷物の収納に向いています。加えて、ビルの中などにある屋内型と比較して利用料が安く、広いサイズを借りてもコストを抑えられるのがメリットです。
しかし空調設備が用意されていない場合がほとんどで、湿度や気温の変化を受けやすいためデリケートな荷物の保管には向いていません。
屋内型
屋内型トランクルームは建物内に用意されているため、多くの場合で空調設備が整っているのがメリット。利用者以外は保管フロアに立ち入れないなど、部外者でも敷地内に入りやすい屋外型と比較してセキュリティ性も高いのが特長です。そのため気温や湿度の影響を受けやすい荷物や大切なコレクションの収納に適しています。
ただし屋内型トランクルームを借りる場合は、建物の入口やエレベーターの大きさも考慮する必要があります。特に家具や家電などの大きな荷物を運ぶ際は必ず確認しましょう。
⇒ 屋内型と屋外型トランクルームの違い|料金相場やメリット・デメリットを解説
③運搬サービスがあるかどうか
自宅からトランクルームへ荷物を運ぶ際、主な方法は以下の3つです。
- トラックなどを自分で借りて運ぶ
- 引っ越し業者に運んでもらう
- トランクルームに付帯する運搬サービスを使う
自分で運ぶのが一般的ですが、大きな家具・家電の搬出入には大変な労力が必要です。引越し時の一時的な荷逃しでトランクルームを利用する場合は、引越し業者の配送サービスを利用するのも一つの手段。時期や業者によっては提供していない場合もありますが、デリケートな家具・家電をプロに任せられるので安心です。
また、契約するトランクルームによっては無料シャトルやオプション料金で荷物の運搬サービスを付帯できるケースもあります。トランクルームを契約する際に確認してみましょう。
④セキュリティ対策をしているか
高価な家具・家電やコレクションなどを保管する場合、セキュリティ対策の有無についても確認が必要です。具体的な対策としては、オートロック機能、防犯カメラの設置、火災保険や盗難保険への加入などが挙げられます。
セキュリティ対策はトランクルームの運営会社によってばらつきがあるため、契約前の事前確認が重要です。
家具や家電をトランクルームで預ける場合の注意点
家具・家電をトランクルームに預ける際、注意しておきたい3つのポイントについて解説します。
①出し入れできる時間
トランクルームによって、荷物を出し入れできる時間が異なります。
トランクルームの契約は「賃貸借契約」と「寄託契約」の2種類あり、賃貸借契約の場合は「荷物を保管するスペースを借りる」契約のため、出し入れは24時間可能なことがほとんどです。また、トランクルーム内の配置なども借主が自由に決められます。その反面、運営会社に荷物の管理責任はないことを注意しておきましょう。
一方で寄託契約は、トランクルームの運営会社が荷物を保管・管理する契約です。荷物の出し入れは運営会社側が行うまたは立ち会いが必要となるため、原則営業時間内のみとなります。
②契約期間
トランクルームの多くは1ヶ月ごとの契約となり、解約したい月の前月までに解約申請をしなければいけません。そのため利用開始月に解約できず、10/10〜10/20の間だけ借りたい場合でも解約は11月以降になります。
また、一般的に解約月の日割りはできず、上記の場合は10月の日割り利用料 + 11月分の利用料 + 初期費用等が必要です。
③トランクルームで預けられないものとは
様々な荷物を保管できるトランクルームですが、一部預けられない荷物もあります。一般的に法律に触れるものやニオイが強いもの、危険物、貴重品は預かり対象外です。
【預けられない荷物の具体例】
- ガソリンや灯油、シンナーなどの可燃物
- 火薬や化学薬品などの危険物
- 動物や植物
- 現金や通帳、宝石などの貴重品
- 腐る可能性のあるもの
特にストーブなどを預ける場合は、中の灯油を必ず使い切るようにしましょう。
トランクルームを契約するまでの流れ
契約時に必要なもの
契約に必要なものは運営会社によって異なりますが、一般的なものは以下の通りです。
- 契約書
- 本人確認書類
- 印鑑
- 支払口座の情報
- 初期費用
個人契約の場合は、本人確認書類として運転免許証・健康保険証・パスポートなどが必要です。法人契約の場合は、登記簿謄本・会社印などが必要になることも多いでしょう。
契約方法
トランクルームを契約する際は、WEBでの契約とそれ以外の契約方法に分けられます。契約完了までの大まかな流れは下記の通りです。
WEBでの契約
トランクルーム運営会社のサイトから希望の物件を選び、申し込みフォームに必要事項を記入します。運営会社によっては事前に内覧できるトランクルームもあるので検討しましょう。
次に、申し込みが完了したら所定の方法で費用を支払います。続けて本人確認書類を撮影またはコピーしたものの登録や電子署名を行うと契約は完了です。トランクルームの鍵が届いたら使い始められます。
WEB以外の契約
対面で契約する場合はトランクルーム運営会社のサイトから希望の物件を選び来店予約するか、直接現地へ向かいます。必要なものを持参して契約し、その場で鍵を受け取ります。
郵送契約の場合は、必要事項を記入した契約書を郵送して初期費用を振り込むと、郵送で鍵が届きます。
トランクルームで家具や家電を保管する際の前準備
家電にホコリが付いていると故障の原因にもなります。収納する前に軽く拭き掃除してから梱包するようにしましょう。
また、家電の場合は各種コードが絡まないようにまとめるのも大切。再び使用する際にコードの内部が断線して繋がらないといった事態を予防できます。
まとめ
引越し時や長期出張による一時的な荷逃しにもトランクルームは役立ちます。家具・家電を保管する場合は「サイズ選び」「立地条件」「運搬サービス」「セキュリティ」の4つのポイントを確認してトランクルームを選ぶと良いでしょう。
また、法律に触れるものや危険物、貴重品などトランクルームには預けられないものもあります。預ける予定のものが保管禁止となっていないか確認しておきましょう。
法人企業や一部の個人事業主であれば、引越し・移転時の一時的な荷物保管として「souco」がおすすめ!
初期費用0円で1日単位の従量課金制のため、
「店舗改装中の間だけ、什器や器具を預けたい」
「オフィス移転時に一部の家具をどこかに保管しておきたい」
といったニーズにもお応えできます。
段ボール1箱から10畳以上の大型スペースまで対応可能です。
詳しいサービス内容については、下記のフォームよりお気軽にお問合せください!