株式会社souco、ビジネスモデル特許取得のお知らせ

2024.12.11

物流リソースのシェアリングプラットフォームを提供する株式会社souco(本社:東京都千代田区、代表取締役:中原 久根人、以下souco社)は、このたび、物流マッチングシステムに関するビジネスモデル特許を取得いたしましたので、お知らせいたします。

【特許番号】特許第7586690号
【登録日】令和6年11月11日
【発明の名称】マッチングシステム

本特許は、倉庫を所有する倉庫所有者と、倉庫への荷物の保管を希望する倉庫利用希望者とをマッチングし、物流業務の効率性を向上させることを目的としたものとなります。
本特許の内容は以下となります。

・条件マッチング:倉庫事業者と荷主の希望条件を収集し、最適な組み合わせを抽出。
・経路計算:マッチング対象となる荷物を運搬し得る経路算出において、当該荷物の保管条件に合致した倉庫拠点を含めた経路の算出。
・費用計算:経路の算出に伴い、発生する費用及び走行距離の算出。


■特許取得の背景と意義

近年、物流業界では空き倉庫の有効活用が課題となっています。当社はこの課題を解決するため、倉庫事業者と荷主をオンライン上で迅速かつ効率的に結びつけるビジネスモデルを検討してまいりました。今回の特許取得を通じて、当社は、物流業界におけるさらなる効率化と利便性の向上実現を目指します。


■倉庫シェアリングサービス「souco」について

当社が提供する倉庫シェアリングサービス「souco」は、全国2,500拠点以上の提携倉庫ネットワークを活用し、必要なときに必要な分だけ利用できる「従量課金型」の物流サービスです。倉庫探しから契約、集荷、配送、保管作業までを一気通貫でサポートするこのサービスは、以下の課題解決に寄与します。

・物流コストの完全変動費化:従量課金によって、保管費用から輸送費用まで物流コストを変動費化します。
・サプライチェーンや物流ネットワークの最適化:仕入れや納品先に最適な拠点設計を行い、納期の短縮や物流コストの削減に貢献します。
・倉庫探しの効率化:日本全国2,500超拠点の倉庫ネットワークを活用し、ビジネスニーズに最適な空き倉庫を迅速に特定します。


■当社の展望

今回の特許取得を通じ、当社は物流業界におけるさらなる効率化と利便性の向上を目指します。これにより、物流業務の最適化を求める企業の多様なニーズに対応し、物流業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に寄与してまいります。


■souco社について

souco社は、BtoBでの倉庫シェアリングを中心とした、物流リソースのシェアリングプラットフォームを提供するスタートアップ企業です。
物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、季節波動等によりスペースを必要とする企業の情報を集約し、1年未満の短期利用を中心に、小ロット〜 1,000坪単位での倉庫利用を促進しています。
2024年現在、全国一律料金の従量制保管サービスの提供・輸送サービスの提供等のシェアリング事業の他、倉庫拠点管理ツール・物流施設テナントポータルの提供等のソフトウェア事業、業界特化型のサービス開発事業等を行っております。souco社は、蓄積された日本全国の倉庫のデータベースを活用し、テクノロジーによって物流リソースの最適配分を支えて参ります。

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